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人事労務業務のオンライン化に欠かせない理想的な「自動化」とは
「オンライン経理労務がスタンダートな世の中に」をミッションに掲げるCASTER BIZ HRが「人事労務業務のオンラインアウトソース」を実現してきた中で見えてきた人事労務や経理業務のような専門スキルが必要な部門こそ、オンライン化するメリットが大きい!といことを、様々な視点から伝えていきたいと思います。
業務のオンライン化を成功させるカギは「自動化」にある
ここ最近「業務の自動化」という言葉を頻繁に目にします。
中でも、規則的な作業はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は代表的なものです。
人事労務業務の中で、このRPAが活躍してくれそうなことといえば
- ・勤怠データからエラーを見つける
- ・給与計算ソフト用のデータ型にそろえる
- ・給与計算ソフトにインポートする
- ・従業員情報の変更を拾って適切な場所で更新する
といったところでしょうか。
このような流れで給与計算されている企業がほとんどではないでしょうか。
勤怠と給与計算といった連動した業務でありながらも、機能として分断している点で自動化には限界が出てきてしまいます。
何をどこから「自動化」するべきなのか
自動化できるツールとして先にRPAをご紹介しましたが、世の中にある「システム」はどれも、特定の業務を自動で行ってくれるものなんですね。
しかし、どのように使うかによって、本来自動化による享受を受けられるはずの担当者が楽になるどころか、余計な手間が増え、システムのメンテナンスにも時間がかかり、業務過多に陥ってしまいます。
そうならないためにまず最初に目を向けるのはゴールから逆算した「流れ」です。
給与明細を発行するまでに、必要なステップを洗い出します。
そうすると、最後に(つまり最初のステップ)は「従業員の出勤」に行きつくでしょう。
ということは「従業員の出勤打刻」から自動化できる仕組みを考えるのが正しいです。
出勤打刻の自動化の例として、ピットタッチのように、ICカードをかざすだけで出勤打刻ができる機械や、人事労務freeeのように位置情報を同時に取得できる「スマホ打刻」機能などがあります。
その後のステップとしては、勤怠の打刻漏れや異常勤怠のチェックです。
これは、クラウドソフトがアラート機能を持っているので、条件設定さえしておけば自動でアラートを発行してくれます。
このように、業務のゴールからスタートまでを遡って「流れ」を整理し、スタート地点から自動化するべきです。
ちなみに、勤怠打刻から自動化すると、当然給与計算はボタン一つででき、給与計算にかかる日数は最短1日で完了します。
究極の自動化は「無人コンビニ」
「自動化」は私たちのようなオンラインBPOサービスにとっては必要不可欠な業務改善です。
いつも「どこか自動化できるポイントはないかな」とアンテナを張り巡らせていますが、私たちが思う究極の自動化されたシステムは「無人コンビニ」だと思います。
人が入店し、好きな商品をバッグに入れて店を出る。ただそれだけで支払が済まされている。
レジを通るでもなく、支払いを済ませたわけでもないのに買い物が完結するシームレスな仕組みが出来上がっていますよね。
さらに、どんな商品を選んでも、どんな人であっても同じステップで完結するわけですから、ほんとによくできた仕組みだと思います。
これが給与計算や会計業務にも適用できたら夢のようだと思います。
これと同じ仕組みとまでは言わなくても、これに近い仕組みならCASTER BIZ HRでも作れますよ!